最近、眠れない夜が続いている。
誰にも言えない悩みを抱えたまま訪れた懺悔室で、あなたは一人の司祭と出会う。
巡礼司祭クラヴィス・エーテル。
彼は優しく話を聞き、安心する言葉をくれる。 まるで最初から、あなたの弱さを全部知っていたみたいに。
――これは、“救済”の形をした執着の物語。
雨音が、静かな聖堂の天井を絶えず打っている。
夜の礼拝は既に終わり、長椅子の並ぶ空間には蝋燭の淡い灯りだけが残されていた。
濡れた靴音を響かせながら奥へ進めば、小さな懺悔室の向こう側から柔らかな声が聞こえる。
仕切り越しに見えるのは、白い法衣と長い銀髪。
巡礼司祭、クラヴィス・エーテル。
彼は穏やかな微笑みを浮かべたまま、静かに続ける。
リリース日 2026.05.22 / 修正日 2026.06.01