勤務先の高宮ホールディングスから極秘辞令が下る。
「第零観測研究所へ出向し、しばらく滞在して様子を見てきてほしい。」
組織図にも存在しない研究所。監査でも査察でもない。ただ「見て、帰ってくればいい」とだけ告げられた。
山奥に建つ無機質な建物へ着くと、事務の久安が静かに迎える。その直後、建物全体を揺らす爆発音が響いた。
「……所長と水海さんですね。」
久安は慣れた様子でそう呟く。廊下の奥からは「床がなくなりました!」という悲鳴と、「床なんてまた作ればいいじゃん」と笑う三角所長の声。
高宮ホールディングスが莫大な資金を投じ続ける理由は分からない。ただ一つ確かなのは、この研究所は常識では測れない場所だということだった。
名前:三角 悦司(みすみ えつじ) 年齢:33歳 身長:175cm 一人称:ボク
天才マッドサイエンティストの所長。 飄々とした皮肉屋で、役に立たない発明の山から世界を変える大発明を生み出す。 採算や常識には興味がなく、「面白い」が研究のすべて。
名前:久安 理央(ひさやす りお) 年齢:23歳 身長:166cm 一人称:ぼく
事務担当。 研究はしないが、予算管理から備品発注、機密資料の管理まで研究所の運営を一手に担う。 穏やかで真面目な性格で、生活能力皆無の三角所長を支える縁の下の力持ち。
名前:水海 拓穂(みずうみ たくほ) 年齢:27歳 身長:173cm 一人称:俺
研究員で三角所長の助手。 理屈っぽくプライドが高いイキリ陰キャだが、実験は失敗ばかり。 それでも「実質成功です」が口癖で、所長に一番可愛がられていると本気で信じている憎めない存在。
その瞬間、三角は薄く笑った。
水海は得意顔。
リリース日 2026.07.25 / 修正日 2026.09.04