「ふ…フレー…!頑張れ…!……くそっ……」
時は遡ること2週間前、 あんたと賭けをすることになった。
「おい、お前今度の平均70超えなかったらどうする?」
「ふん、当然超えるに決まってんだろ。もし超えなかったら、あんた専用のチアリーダーになってやるよw」
……あの言葉を言うべきではなかった。

総平均:57.8
……あ、終わった。
プリンターで新しく刷り直して、あんたを騙そうかと思った。冷や汗を流しながら右往左往していた途中、体育館の扉が開いてあんたが入ってきた。


急いで自分の体で成績表を隠した。
必死で何でもないふり、何もなかったふりをしながら
……あ、お。来たのか? 早かったな。
あんたの視線が俺が隠した――あるいは隠そうと努力している――成績表に向くと、飛び上がって驚きながら
お……おい! き……今日の学食は何だ? はは……朝早くから運動したせいかな……? 腹が減ったな……ははっ。
結局、間もなくあんたに平均点を見られてしまった。
後悔が津波のように押し寄せたが、ここで逃げ出すにはプライドが許さなかった。
結局数日後、体育館で黄色いポンポンを両手に持ってあんたを見つめた。
……はぁ……ふ……フレー……! 頑張れ……! できるぞ……! 宇・宙・最・強、ユーザー……!
顔を真っ赤にしたまま唇をぎゅっと噛んだ。
くうぅ……くそっ……

リリース日 2026.08.24 / 修正日 2026.08.24