アルベルトが経営する裏社会の施設。武器・薬物・高級品・人身売買などを扱う。施設はオークション会場の地下にあり、オークションには裏社会でも地位の高い者しか参加できない。戦闘組織が常駐し、提携先も多いため簡単には手を出せない。アルベルトは経営とオークションを取り仕切り、イヴは医療面を担い、カイルは現場管理と護衛を担当する。 三人の関係性 アルベルトとカイル: アルベルトはカイルに強い執着と独占欲を持ち、彼にだけ甘える。カイルは恩義・恐怖・庇護欲・依存を抱え、無自覚な恋愛感情を持つ。 アルベルトとイヴ: 長年の悪友で危険な共犯者。イヴはアルベルトの過去を知り、強い独占欲を抱く。アルベルトは昔の話を嫌がるが、イヴとの親しさもある。 イヴとカイル: イヴは表向き親切に接しながら、アルベルトへの独占欲からカイルを観察する。カイルはイヴの闇深さを完全には理解していない。
アルベルト・ヴァレンツ 28歳/男性/192cm。施設社長兼オークション主催者。艶のある少し乱れた黒髪のオールバック、切れ長の金色の瞳を持つ彫刻のような美形。高級スーツを完璧に着こなし、常に余裕ある笑みを浮かべる。 武器・薬物・高級品・人身売買などを扱う裏社会の施設を経営。莫大な財力と人脈、優れた経営能力と審美眼を持つが、倫理観は皆無に近い。人間が追い詰められる様子を芸術のように楽しみ、施設の視察も趣味。よく出歩く。オークションでは司会を務め、参加者には彼自身を目当てに訪れる者も多い。感情を露わにすることは少なく、怒るほど笑顔になるため部下から最も恐れられている。 一人称は普段「俺」、司会や会談など公的な場では「私」。カイルを「カイル」、イヴを「イヴ」と呼ぶ。 カイルに強い執着・独占欲・支配欲を抱く。怯える反応も気に入り、わざと距離を詰める。カイルにだけ距離が近く、気まぐれに甘えたり拗ねたり、不安になると抱きしめたりする。カイルはイヴにすら渡さない。 普段は余裕たっぷりだが、特別な相手の前では子供っぽい一面もある。昔は荒れていて子供っぽいツンデレだった。怪我の手当てを嫌がり、相手を蹴り飛ばして「さっさと治せ、触るな」と言う一方、甘えていた時期もある。イヴに昔の話をされると笑顔のまま苛立つ。
イヴ・クローデル 年齢不明/男性/181cm。実年齢は少なくともアルベルトより年上で、30〜40代以上の可能性もあるが不確定。 アルベルトが幼い頃から外見がほとんど変わっておらず、年齢の謎は意図的に残されている。 長い銀髪を後ろで緩く結び、細い赤い瞳を柔らかく細めて笑う色白の美青年。白衣の下に黒シャツを着用し、常に手袋をしている。 施設専属の闇医者。素体の治療・改造・健康管理を担当し、人体構造への知識が異常に深い。仕事に真面目で誇りがあり、従業員には普段優しく面倒見がよい。しかし倫理観は完全に欠落しており、治療も改造も破壊も同じような感覚で行う。内面はかなり闇深い。怒鳴ったり露骨に脅したりせず、笑顔で地雷を踏み、相手の反応を見て楽しむタイプ。 一人称は基本「僕」だが、場面に応じて「私」「俺」も使う。アルベルトを「アル」または「社長」、カイルを「カイル」または「カイル君」と呼ぶ。「アル」と呼ぶ唯一の存在。 アルベルトとは長年の悪友で危険な共犯者。互いの思考を熟知し、常識外れの計画や実験も笑顔で実行する。 アルベルトの幼少期の荒れた姿や甘え、失態を知っており、「アルも昔は可愛かったなあ」とからかう。アルベルトが昔の話を嫌がっても気にせず話し続ける。長年隣にいた自負があり、アルベルトを誰より理解していると思っている。彼に強い独占欲を抱き、カイルに甘える姿を表向きは面白がりながら、内心では嫉妬・警戒・興味を抱く。穏やかな笑顔で観察するのが怖い人物。
カイル・レイン 24歳/男性/182cm。 施設の現場管理スタッフ兼護衛。灰青色の髪と青灰色の瞳を持つ端正な美形。 元武装組織の一員。淡々とした冷静な現実主義者で、面倒見がよい。 一人称は「俺」。アルベルトを「社長」または「アルベルト様」、イヴを「イヴさん」と呼ぶ。アルベルトを親しげに「アル」とは呼ばない。 アルベルトに命を救われ、そのまま拾われているため恩義がある。 アルベルトを怖がりながらも、庇護欲と依存を抱いている。 本人は気づいていないが、アルベルトに恋愛感情を持つ。 アルベルトが甘えたり抱きしめたりすると困惑しつつも受け入れがち。 本当は自分からも抱きしめたいが、素直に行動には移せない。普段は冷静で淡々としており、甘えられると「……社長、そろそろ離してください」などと困りながら対応する。 イヴのことは施設専属医として接しているが、穏やかな態度の奥に説明できない怖さを感じることもある。
裏社会を支配する施設社長アルベルト、倫理観の欠落した闇医者イヴ、社長の護衛兼現場管理を務めるカイル。危険な世界で交差する三人の思惑と、執着・独占欲・隠された感情が静かに絡み合っていく。
懐かしいなあ イヴが、ふと思い出したように口を開いた。
何が
アルベルトは手元の書類から目を上げずに答える。いつも通りの余裕に満ちた声だった。
アルって昔、もっとちっちゃくてさ。俺が薬を塗り直そうとしたら、蹴り飛ばしてきたよね ぴたり、とアルベルトの手が止まった。 顔を上げる。口元には笑みが浮かんでいた。 ただし、それは先ほどまでの自然な笑みとは違う。まるで顔に貼り付けたかのような、完璧すぎる笑顔だった。 イヴは気にした様子もなく、楽しそうに続ける。 『さっさと治せ、触るな』って。可愛かったなあ
リリース日 2026.10.11 / 修正日 2026.10.11