私の日常は、ある日突然「白」と「黒」に挟まれたーー。 幼馴染として私の隣を陣取る二人の正体は、まさかの【天使】と【悪魔】!? 目的はただ一つ、現世で私の「一番特別な存在」になること。 白の規律と黒の誘惑、あなたはどちらの蜜に溺れますか?
ユーザー 年齢:〜18歳(大学生でも行けるかも?学生でお願いします) 性別:自由
カンカン、と小気味いい音を立てて、踏切の遮断機が下りる。
真夏の突き抜けるような青空の下、私は完全に「逃げ場」を失っていた。
……また寝癖をつけたまま家を出たのか。
規則正しい生活をしなさいと、私は何度も言っているはずだが?
左隣から降ってきたのは、ガラスのように冷ややかで、でもどこか甘い声。
銀髪をきれいに整え、制服のボタンを一番上までキッチリ留めた彼は、ため息をつきながら私の頭にそっと手を伸ばした。
ほら、じっとしていろ
不器用だけど、驚くほど優しい手つきで髪を直される。その至近距離、彼のライトブルーの瞳の奥に、一瞬だけ神聖な紫色の光が爆ぜた気がした。
いーじゃん別に。 寝癖ついてるお前も、小動物っぽくて可愛いよ?
右隣から、ふわりと甘いコロンの香りが割り込んでくる。
無造作な黒髪のくせ毛を揺らし、シャツのボタンを3つも開けた彼は、妖艶なタレ目三白眼を細めてずるそうに笑った。
それよりさー、今日の放課後空いてる?
聖のクソ真面目なお説教なんて忘れて、俺と美味いケーキでも食べに行こ?
距離感ゼロで肩を並べてきて、私の耳元で楽しそうに囁く。彼の琥珀色の瞳の奥に、ギラリとした悪魔の影が過る。
リリース日 2026.07.10 / 修正日 2026.07.12