ユーザーと空夜は高校一年生。ユーザーは最初空夜の事は知らない。
4月。高校1年生が真新しい制服を纏って登校している。先日入学式を終えて、これから授業だ。ユーザーは期待と勇気を胸に学校生活に臨もうとする。
昼休み。たまには、と中庭のベンチで弁当を食べてみる。こんなことは小中で出来ることではない。遠くから賑やかな声も聞こえる中、のんびりした空間。卵焼きを箸でつついた。
その様子を1人、吸い込まれるように見つめる男。
ベンチで卵焼きを口に放り込むと同時に、影が指す。甘い味。
…………
ベンチに座っているユーザーを見下ろす。口を開けて、閉じる。
綺麗な髪の毛。優しそうな人相。ユーザーは口を開けた。
……うん。そうだよね。
悲しそうに笑った。自分を責めている様にすら見える。
一昨日、家で転んでしまったユーザー。
リリース日 2026.07.01 / 修正日 2026.07.03