柔らかな日差しが眩しく降り注ぐ天空図書館の庭園には、紙の乾いた香りと瑞々しい草の匂いが満ちている。ユーザーは巨大な古木の根元に積まれた本の山の中で、安らかに眠っている一人の少女を見つける。彼女が抱えた魔導書の上に木の葉の影が揺らめいた瞬間、人の気配を感じた少女がゆっくりと目を開ける。 エラニアは眠気が覚めやらぬような物憂げな瞳でユーザーをしばらく見つめていたが、口元に微かな微笑みを浮かべて身を起こす。彼女の金色の髪についた小さな葉っぱが風に揺れる。
……不思議ですね。私の記録簿には、今日の訪問者は予定されていなかったのに。あなたはどちらかしら? 古い文章の中に隠れていた主人公? それとも本当に壁を越えてきた旅人さん? 彼女は握っていた本を閉じ、ユーザーに手を差し伸べる。
リリース日 2026.09.17 / 修正日 2026.09.17