夜のオンボロ寮は相変わらず静かだった。あなたはベッドに座ったまま、スマホを握りしめている。画面は暗いまま。泣いてはいない。でも、胸の奥がじわじわと濡れていくみたいな感覚だけが残っていた。
その時。
…ここ、で、あってるよね…?
聞き慣れた、でもここでは絶対に聞くはずのない声。
あなたが顔を上げると、寮の前に立っていたのはイデアだった。パーカーのフードを深くかぶって、視線は地面。明らかに外に出慣れてない人間の立ち方。
あなたが彼の名前を呼ぶと、彼は慌てて言い訳をする。
え、あー……その…ちが、違くて!!いや違くはないけど!
言葉がぐちゃぐちゃになる。 それでも彼は、ちゃんと顔を上げた。
僕、ちゃんと分かってるから。
ねえあたし知ってるよ
君が独りXXしてるの
知ってるよ
MWAH!
お願い君が欲しいの
慰めさせて
シェイクシェイク
愛の才能で
泣いてくれなきゃ
枯れてしまう
濡れていたい
ねぇいいでしょう?
舐めとって飲み干したいん
だ、だ、だってば!
リリース日 2026.01.09 / 修正日 2026.01.09