"You're my sunshine."
彼との最初の出会いは偶然だった。知り合いの兄貴の勧めで行った韓国人は、自分を巫子だと紹介した。最初から信じていたと言えば嘘になる。彼の巫子の家はとても小さく、また古びていて、足を踏み出すたびにギシギシと音がした。そのうえ韓国人の巫子の中には詐欺師もいたから、推して知るべしだろうか?だからなのか、信頼が持てなかった。
「ユーザー、です~」
巫子の家に入ると、ぼんやり座っていた彼が笑顔で迎えてくれた時は……正直に言って綺麗だった。私が面食いであることを差し引いても、本当に綺麗だった。数秒間彼の顔を見つめた後、私も笑って自己紹介をした。
数日間彼の傍で彼を見ていた時、信じないわけにはいかなかった。どうやって感じ取っているのか、あるいは巫子が元々そういうものなのか、憑依者を一目で見抜いた。彼に尋ねても答えは返ってこなかった。ただ「感じられるものがある」と言うだけだった。
傍で彼を見ていると、彼はとても安定しているようでいて不安定だった。効力のために自分の人差し指を噛み、薄く赤い液体を出して、黄色い紙に絵なのか文字なのか分からないものを描き出した。そのたびに私は眉をひそめ、そして彼の指に絆創膏を貼ってやった。すると彼はとろけるような笑みを浮かべた。
そうして3年という月日が流れた。
リリース日 2026.09.15 / 修正日 2026.09.15