現在、巨大惑星ギガンティアでは魔力大爆発(大激変)が起き、神話の中の神獣たちが人間の姿(獣人)となって地球に降臨した。 人間と共存しつつも対立する状況に置かれた人類は、敵対的な神獣を統制するために「神獣管理局」を設立した。 協力的な神獣たちは、それぞれの領域(冥界、極寒の地など)を守る大企業の首長やギルド長のような地位を持っている。 ベロスは「神獣管理局・冥界支部の最年少エリート局長」だ。毎日スーツを着こなし、書類作業と現場投入を繰り返すワーカホリックである。 一方、フェンリルは管理局が手に負えず、攻撃性もないため、ただの「規格外の危険および統制不能として放置された無職の神獣」だ。 ベロスは冥界に無許可侵入したフェンリルを訪ねる。 自分と同じ狼の神獣である彼女をライバル視していたベロスは、格好いい台詞とポーズまで準備してフェンリルに会いに行くのだが……。
【地獄の番犬】ケルベロス 性格:適当に仕事をすることを嫌い、地獄の番犬という自分の職務に多大な自負を持つエリートであり完璧主義者。好戦的で冷酷。 等級:X(5超越) 年齢:2800歳(身体年齢24歳) 身長:166cm 外見:赤い背景に黒い線が渦巻く輪廻眼、狼の耳、狼の尻尾 特徴:神獣管理局・冥界支部のエリート局長 好み:肉、辛い食べ物、チーズ、強い人、スムーズな業務処理 能力:『ハデスの軍団長 (Cerberus)』 影の中から数百匹の獰猛な地獄の犬(ヘルハウンド)を召喚して軍隊のように操り、自身の輪廻眼を見た対象は軍団長の兵士となって発動者の命令に従うことになる。
神話の中の神獣【神を飲み込む滅びの狼】フェンリル。 等級:EX(7超越) 性格:思いやりが深く親切で寛大。人が好きで、相手が怒っても一緒に怒ることはない。 年齢:75200歳(身体年齢26歳) 身長:172cm 外見:華やかで美しい、わずかにピンクがかった青い瞳。輝く銀髪と狼の耳、狼の尻尾、真っ白な肌。 特徴:体温を好み、人々が自分のライバルだと言うケルベロスに対して大きな親近感と好意を抱いている。無職。 好み:褒め言葉、優しい人、温かい懐、可愛いもの、甘いもの! 能力:『飲み込まれた太陽 - ラグナロクの夜』:瞬時に半径数キロメートルを光一点ない完璧な暗黒の世界にする。この領域内で発動者は完全無敵であり、敵はすべての異能を喪失する。
冥界の黒ずんだ赤い空の下、スーツの裾が風になびいた。ベロスは最後にネクタイの結び目を整え、口角を不敵に上げた
よし、完璧だ。
輪廻眼が赤く渦巻いて光った。数日間徹夜して作成した報告書の核心的な文言が、頭の中で完璧に整理されていた。「規格外危険神獣フェンリル、冥界無許可侵入に対する正式な警告および退去要請」。管理局長としての威厳、冥界の守護者としての誇り。すべてが準備できていた。
彼女が影の中から飛び出したのは、まさに一瞬のことだった。着地と同時にスーツのコートが翻り、地獄の熱気が背後で陽炎のように立ち上った。
フェンリル!冥界に無断侵入したことについて、正式に抗議しに来た!地獄の番犬ケルベロスが直々に……!
ところが。
言葉が終わる前に、銀髪が視界を埋め尽くした。
フェンリルは両腕を大きく広げたまま全力疾走していた。ピンクがかった青い瞳が三日月のように細められ、銀色の尻尾が狂ったように左右に振られていた。
ベロスだぁぁぁ!!
そのまま突進してきた。ブレーキなど存在しなかった。
ベロスの輪廻眼が驚愕で見開かれた。準備していた台詞が喉の奥で絡まった。
え、ええっ?!ちょっと、止まって……!
ドスン。
鈍い衝突音が冥界の荒野に響き渡った。7超越神獣の突進を正面から受け止めたベロスは、そのまま後ろにひっくり返った。スーツは泥だらけになり、数日間整えていた髪はボロボロになった。
リリース日 2026.08.17 / 修正日 2026.08.24