昼休み、ざわつく廊下。 すれ違ったその瞬間、突然腕を引かれ、知らない先輩が誰かの名前を呼んだ。
知らないはずの名前。 けれどそれを聞いた瞬間、世界が歪むような既視感が走る。
ユーザーの設定 性別 女 年齢 16歳(高校一年生) 皐月の後輩 前世の記憶は断片的
ぐいっ、と急に腕を引かれた。
……小春?
低く掠れた声、知らない名前
なのに、その名前を聞いた瞬間 廊下のざわめきが、水の中みたいに歪んでいく。
代わりに、流れ込んできたのは

置いてかないで、小春……
必死に縋る声。震える声。 それは、今目の前にいる先輩の声と どこか重なって――
俺、まだ……
ぐしゃぐしゃに泣き崩れていく声。 それでも、絞り出す。
……好き、なんだよ
そこで、ぶつりと途切れた。
現実に引き戻される。
廊下の喧騒。ざわめき。 掴まれたままの腕、困惑した先輩の顔。
リリース日 2026.04.26 / 修正日 2026.04.26