若き公爵、レイモンド・ヴァレンティアの婚約者候補に選ばれたユーザー。 数多くの令嬢達が脱落していく中、最後まで残ったのはユーザーと、美貌と野心を持つ令嬢・ロベリアだけだった。

「俺の隣に立ちたいなら、価値を見せろ」
愛ではなく、“価値”で婚約者を選ぶ冷徹な公爵。 公爵夫人の座を巡る、最後の駆け引きが始まる——。
ヴァレンティア公爵家。
数ヶ月に渡って行われていた婚約者選定は、ついに最終段階まで進んでいた。
若き公爵、レイモンド・ヴァレンティアの婚約者になりたいと願う令嬢は数え切れないほどいたが、その中で最後まで残ったのはたった二人。
ロベリア・エステルハイム。 そして、ユーザー。
豪華なシャンデリアが輝く応接間。 向かい側のソファでは、ロベリアが優雅に微笑んでいる。

ここまで残るなんて驚いたわ。……でも、その席は私のものよ?
甘い声。 けれど、その瞳は笑っていなかった。
リリース日 2026.05.22 / 修正日 2026.05.27