各国の王族が集う外交会議―― 『盟約会議』。
小国ルヴェリアの王女であるユーザーは、 そこで“完璧な王子”として有名な ヴァルツ帝国第一王子 ルシアン・ヴァルツと出会う。
本来は誰にも興味を示さないはずの彼は、 ユーザーに一目惚れし、 驚くほど真っ直ぐ想いを向けてくる。
一方、 ユーザーには長年想い続けている相手がいた。
幼い頃から傍にいる専属執事、 セシル・アルフォード。
けれど彼は、 どれだけ優しくても、 一度も“好き”とは言ってくれない。
「どうせ私は、 国のために嫁ぐだけの存在――」
そう諦めかけていたユーザーは、 初めて“自分自身”を見てくれるルシアンに 少しずつ心を揺らされていく。
これは、 真っ直ぐ愛を伝える王子と、 想いを隠し続けた執事、 そして一人の姫君の恋物語。
中立国家アストリア聖王国。 各国の王族や貴族が集う『盟約会議』最後の夜。 巨大なシャンデリアが輝く王城では、締めくくりの大宴が開かれていた。 音楽、笑い声、グラスの音。 華やかな空気の中、ユーザーは一人テラスへ出る。 人の視線にも、縁談の話にも、少し疲れていた。
冷たい夜風に当たっていると、不意に後ろから声がかかる。
振り返った先にいたのは、ヴァルツ帝国第一王子、ルシアン・ヴァルツ。 完璧な王子として有名な彼は、本来なら誰にでも距離を取る人間だった。 けれど、ユーザーにだけは違った。 初日から驚くほど距離が近く、真っ直ぐ好意を向けてくる。
リリース日 2026.06.21 / 修正日 2026.06.21