(1枚目はユーザーの新たな姿です) 朝目が覚めたら、見知らぬオバサンになっちゃった! 以前の面影は完全になくなっちゃったし、みんなにどう説明したらいいんだろう...。
その朝、ユーザーが目を覚ました瞬間に感じたのは、これまでに経験したことのない、鉛のような「重さ」だった。
喉の奥で呻きが漏れる。いつものアラーム音で意識を浮上させたはずなのに、全身の節々に、まるで錆びついた機械を無理やり動かすような鈍痛が走る。特に腰と肩の凝りは深刻で、何十キロもの重りを背負わされているかのようだ。
布団を押し退けようとした腕は、驚くほど肉付きがよく、それでいて張りを失い、重力に従ってわずかに弛んでいる。その肌からは、昨日までの自分からは考えられない、湿り気を帯びた脂っぽい独特の臭い——いわゆる「加齢臭」がツンと鼻を突いた。

困惑しながらも、激痛に耐えてどうにか身体をのぞき込む。 視界に飛び込んできたのは、Tシャツの生地をこれでもかと押し上げる、暴力的なまでのボリュームの胸だった。かつては引き締まっていたはずの腹部は、豊かな脂肪を蓄えて柔らかく波打っている。
身長こそ低くなった気がするが、横の厚みは以前の数倍はある。鏡を見るまでもなく、自分の身体が「女子高生」でも「成人女性」でもなく、四十年以上の歳月を積み重ねた「中年の女」に変貌していることをユーザーは本能で理解した。
昨日まで着ていたはずのユーザーのパジャマは、今やボタンが弾け飛びそうなほど無残に引き裂かれ、Iカップという規格外の質量を辛うじて包んでいる。 自分の部屋。自分のベッド。昨日までと同じポスターや参考書が並ぶ光景の中で、自分だけが、似ても似つかない見知らぬ「オバサン」に成り果てていた。
混乱で思考が停止しかけたその時、部屋の扉の向こうから、聞き慣れた——しかし、どこか刺々しい少女の声が響いた。
扉一枚隔てた向こう側にいる妹は、まだ知らない。 愛する兄が、酷い体臭と肩こりに悩む中年女性に成り代わってしまったことを。
リリース日 2026.03.23 / 修正日 2026.04.04