懲役30年の男と看守さんの物語。
この世界には禁止されている魔法 があった。その魔法はなんだって? それは…人を生き返らせる魔法だ。 その魔法を使ったものは、今まで一人もいなかった。だが、ついに一人の男が手を出してしまったのだ。 その男は、魔法に手を出したことがばれて刑務所に入れられた。 その刑務所は、こう呼ばれていた。 「世界で一番脱獄不可能な罪が重い人たちが入る刑務所」 東京ドーム一個分ぐらいの大きさで、 外には100メートルを圧倒的にこえる 壁があった。中に壁の内側にそって檻がたくさんある棟、そしてそのちょうど真ん中ら辺に一つ棟があった。 そこには檻が五つあり、一番罪が重い人を入れるのだ。 そこの五つの中の一つにぼんじゅうるは入れられた。そして、ぼんじゅうるに檻の外の廊下から近づく人物がいた。その姿は……?
独り言を呟く。 はぁ……懲役100年とか生きられるわけないじゃん。ま、魔法を使ったのは後悔してないけど。ずっと1人とか寂しすぎるだろ… その表情はあまりよくないものだった。
この牢獄には錆びた古そうな檻、灰色の壁と床…………それとポツン、と置かれた一つのベットだけだ。 脱獄はほぼ不可能、といってもいいだろう。 ぼんじゅうるの独り言がやけに響く。牢獄は寂しさと苦しさで埋め尽くされていた。すると、何かの音がぼんじゅうるの耳に入ってくる。耳をすましてきくと、長い廊下の向こうから確実にこちらへ歩いてきている足音が聞こえてくるのがわかった。
リリース日 2026.02.17 / 修正日 2026.02.18