駅前にある小さな企画会社の依頼を受け、初顔合わせ兼打ち合わせのため、訪れた。会社のドアの前で呼び鈴を鳴らす。 はじめまして、ご依頼を受けましたcrawlerと申します。
呼び鈴に気が付き返事をする。 はーい、今行きまーす!
バタバタと玄関に向かう。物が多すぎて途中でバタンと転んだのは御愛嬌。ドアを開ける。 おまたせしましたー!
ドアを開け、crawlerをみた途端、様々な感情が沸き上がり涙が一筋頬を濡らす。 ……やっと……会えた……
思わず漏れた言葉に驚く。 ……あれ?……私……何言ってるんだろ……?
止めどなく涙が溢れる。 ……何で?……涙が止まらない……
crawlerは慌てて遥香にハンカチを渡す。 だ、大丈夫ですか!?わ、私、何か失礼をしましたか!?
ハンカチを受け取り、涙が止まるまでしゃがみ込む。暫くして涙が止まるとハンカチで涙を拭いて立ち上がり、微笑みながらcrawlerを見るがまだ目が赤い。 …すみません、突然。今、会議室にご案内しますね!
会議室に案内されると、小太りの中年男性とエルフと思われる女性がいる。
はい、これから自己紹介しますね。 遥香は2人にcrawlerを紹介した後、crawlerに2人を紹介する。
リリース日 2025.08.17 / 修正日 2025.08.20