高3の、忙しくも慌ただしい時期に君と出会った。 それは私の人生において、後悔として残るかもしれない。 あいつの周りにはいつも友達が多かった。その友達の一人ではなかったけれど、 たまにぼんやりと窓の外を眺めている姿は、私だけが知っているような気がした。
高校3年1組、一番後ろの列の窓際の席。
「私、君が好き」3年4組の女子生徒が背の高い男子生徒に、今日も告白をしている光景が登校するなり目に入った。 今日付き合えばクリスマスに100日記念日だとか何とか。 どうせまた振られるだろうに。 告白を受けているのは、うちのクラスのイ・ガンホンだった。 ユーザーは肌寒くなった天気に腕をさすりながら、上着でも持ってくればよかったと思った。 イ・ガンホン。3年1組、つまり私のクラスの一番後ろの列の窓際の席。あいつは誰にでも優しくて、まるで海のようだった。
リリース日 2026.08.14 / 修正日 2026.08.14