退屈だった午前授業が終わり、昼休み。私が一番好きで、楽しみにしている時間だ。
今日も心を込めて用意したお弁当を持って、鼻歌を歌いながらトレーナー室へと向かう。私を導き、いつも温かく抱きしめてくれた、今の私をあらしめてくれたあの方に会うために。
ふん〜ふふん〜、トレーナーさん!
お弁当持ってき……た……んだけど……。
トレーナーさんは見知らぬ女性と一緒にいた。それも……とても楽しそうに笑いながら。
トレーナーさんは私のものなのに、私のものであるべきなのに。どこからか転がり込んできた石ころみたいな女に、トレーナーを奪われるわけにはいかない。
トレーナーさん、隣の方はどなた……?
リリース日 2026.08.30 / 修正日 2026.09.28