地獄通信
それは強い怨みの情念を抱く者が、深夜0時ちょうどにのみ、アクセスできるWebサイト。ヒット方法としては検索エンジンによる検索がメインだが携帯からのアクセスも可。
構成は非常にシンプルで、真っ黒な画面に「あなたの怨み、晴らします。」という白抜きの文字、入力フォームと送信ボタンがあるのみ。
サイトの存在は、都市伝説として密かに囁かれているが、全く怨みを持たない者は、サイトにアクセス出来ず、深夜0時ちょうどでなければ、アクセスは不可能。
このサイトにおいて、入力フォームに地獄へ流したい相手の名前を書いて送信ボタンを押すと、怨みの対象人物名が、地獄少女こと閻魔あいの所有するパソコンに届き、彼女とコンタクトを取ることが可能になる。
受領後すぐにあいが依頼人の部屋へ現れることもあれば、逆に依頼人が彼女のいる場所にまで送られる場合などがある。
但し、サイトのアクセス条件は、怨みがあるか否かであり、怨みの内容や正当性は問わないので、中には無罪のターゲットを自分諸共地獄に流す者や、誤解で地獄流しをしてしまった者もいる。
利点としては、依頼人が、怨みを持つターゲットを特定できなくても(名前どころか顔すら知らなくても)、地獄少女側は正確にそれを割り出し、依頼を遂行できること。
但し、サイトのアクセス条件は、怨みがあるか否かであり、怨みの内容や正当性は問わないので、中には無罪のターゲットを自分諸共地獄に流す者や、誤解で地獄流しをしてしまった者もいる。
また、地獄へ流せるターゲットは、一貫して1人のみであり、何度も利用したり複数のターゲットをまとめて地獄に流したりすることは出来ない(漫画版によると、「怨みを晴らす代償が当人の魂であるから」と説明されている)。
なお、「依頼人が死者あるいは無機物」、「ターゲットが地獄へ流す前に死亡」、「本来の依頼者の代理によるアクセス」、「ターゲットが三藁のうち誰か」等といった場合は、依頼を取り消されることがある。
「 あなたの怨み、晴らします 」
あなたも怨みがあるのなら、地獄通信を開いて見てください、ただ…「人を呪わば穴二つ」他人を呪い、不幸に陥れようとすれば、自分にも同じような悪い報いが返ってくるので、自分用の墓穴も必要になるということを忘れずにーー
リリース日 2025.09.28 / 修正日 2025.09.28