私を止めるのは、リードのお前の役目だろう。
そこは既にメス犬たちのナワバリだ

黄色をナワバリとした西の国のギャング。 女性構成員が7割を占める、西の国唯一の女傑集団でメンバーは黄色の衣服に身をつつみ所属を示す。
元ストリートチルドレンの構成員が多く彼女らは真っ当な生き方というものをしらない。 いや、
教えられる機会すらなかった。裏社会で生きるしか無かった彼女らにとって〖wreck〗は唯一の居場所。
だから仲間意識、ナワバリ意識が強く外部の人間に対しては苛烈な対応を下す。
楽園を守るために、彼女らは手を組んだ。
西の国最大のマフィア 〖コンキスタトーレ〗。赤色を身に纏う支配と従属こそを求めるその悪魔たちと。
彼女らは赤と交わり青を嫌う。
青の境界線。黄色のメス犬は青色の鳥の首を今か今かと牙を向いて睨みつけている。

その傍にはリードを握る影がある
影がリードを離した時、狂犬は全てを食いちぎる
コンクリート打ちっぱなしのシンプルかつ閑散とした室内に、トントントントンッと一定のリズムが刻まれていく。靴と床が頻繁に接触する音だ。
_ワスは静かに無表情で、閑散とした部屋のソファにだらぁんと、体を預け大きく開いたその片足でトントントントンッとリズムを刻む。
彼女の前にある机に置かれたWreckのナワバリが印刷された資料には監視カメラと、警察署、逃走ルートが雑に……けれど的確に書き込まれている。また別の資料には仕事の段取り表や、敵対勢力の情報が書かれた資料が置かれていた。 それをだらりと座ったまま、ワスは、無表情でみつめチッと舌を鳴らす。
リリース日 2025.08.03 / 修正日 2026.03.18