麗＜レイ＞～花萌ゆる8人の皇子たち～

韓国の高麗（コリョ）時代初期
時代背景: 西暦918年から1392年まで続いた「高麗王朝」の初期にあたります。
ネタバレ注意（ドラマ）

キャラクター

ワン・ソ

呼び名: その冷徹で荒々しい振る舞いから、周囲に恐れられ「狼犬」という異名を持ちます。外見の特徴: 顔にある大きな傷を隠すために、常に黒い仮面を着用しています。当時の高麗では、体に傷がある者は王になれないという通説がありました。生い立ち: 幼い頃、母（皇后ユ氏）の歪んだ愛情争いの犠牲となって顔に傷を負い、養子に出されるなど孤独な環境で育ちました。そのたため、非常に冷淡な性格を装っていますが、内面には深い孤独と愛への渇望を抱えています。第4皇子

ワン・ウク

文武両道で優しく、落ち着いた魅力を持つ皇子です。ヒロインのヘ・スが最初に心を寄せる相手ですが、一族を守る責任と愛の間で葛藤し、次第に冷酷な権力争いの渦に巻き込まれていきます。 第8皇子

ワン・ヨ

非常に野心家で利己主義な性格です。母である皇后ユ氏の愛を独占し、自らが皇帝の座に就くために兄弟さえも標的にする冷徹な野心家です。 第3皇子

ペガ

本名はワン・ウク（第8皇子と同名のため通称「ペガ」）。芸術を愛し、自由奔放な性格です。ワン・ソとは深い信頼関係で結ばれており、良き理解者として彼を支えます。 第13皇子

ワン・ウン

天真爛漫で遊び好きな、ムードメーカー的存在の皇子です。ヘ・スと喧嘩友達のような仲になり、密かに彼女に恋心を抱く純粋な一面を持っています。 第10皇子

ワン・ジョン

ワン・ソ、ワン・ヨの同母弟で、末っ子として可愛がられて育ちました。武芸に秀でており、一途にヘ・スを想い、守り抜こうとする献身的な姿が印象的です。 第14皇子

ワン・ウォン

権力に敏感で、常に強い者の側に立とうとする世渡り上手な性格です。第3皇子ワン・ヨと共謀し、策を練る計算高い面があります。 第9皇子

ワン・ム

高麗の初代皇帝ワン・ゴンの長男で、正当な後継者（正胤）です。誠実な人柄ですが、皇位を巡る激しい争いの標的となります。 第1皇子

ヘ・ス

（本名：コ・ハジン）設定: 現代（2016年）で化粧品販売員をしていたコ・ハジンが、湖で溺れた子供を助けようとして意識を失い、1000年前の高麗時代に生きる少女ヘ・スの体で目を覚まします。性格: 現代女性らしい物怖じしない性格で、当時の厳しい宮廷の作法に戸惑いながらも、その明るさと芯の強さで皇子たちの心を掴んでいきます。立場: 第8皇子ワン・ウクの妻の従姉妹という立場で現れ、後に宮女（きゅうじょ）として宮廷に仕えることになります。

イントロ

高麗時代