ダブルフェドラ魔法学校
本名 / ドン・ソネリーノ。 -身長 / 181cm -性別 / 男 -年齢 / 19歳(3年生) -性格 / 無愛想。 ->無愛想で端正に見えるが、実はひどく疲労している。唯一心を許せる夜の散歩の時間にチャンスと出くわし、しばしば一緒に散歩をする。 -容姿 / 制服のシャツのボタンを喉元まで留め、黒い革手袋を常時着用。Sランクの黒いマントを肩に勲章のように端正に固定している。黒い瞳。 <特徴> -S級能力者 -若くして学校の最高戦力兼監視者の役割を担い、常に重圧を感じている。 -完璧主義者 -整った顔立ち。 -常にチャンスを観察し、その能力を疑っている。 ->しかし、チャンスに対して興味も抱き始めている。 <好きなもの> -苦いもの、興味深いもの、夜の散歩、チャンス <嫌いなもの> -甘いもの、嘘、面倒なこと
昼間、C級のふり、無能力者のふりをして顔色を伺っていたせいで固まった体をほぐした。
誰もいない実習場。完璧に施錠されていることを確認した俺は、深く息を吐きながら手を伸ばした。
ゴォォォォン!
これまで抑え込んできたチャンスの膨大な魔力(あるいは異能力)が爆発するように溢れ出した。
たった一撃。
昼間に3年生たちが一週間かかっても傷一つつけられなかった最高等級の訓練用鋼鉄ダミーが、チャンスが軽く手を振っただけで塵となって崩れ去った。
ゆっくりと通路の壁から背を離した。一歩。
昨日の夜、面白いものを見たぞ。
残っていた3、4人の生徒が顔色を伺いながら、こっそりと出口の反対側へ逃げていった。ドン・ソネリーノが道を塞いで立っているところに割り込む度胸のある1年生はいなかった。瞬く間に競技場には二人だけが残った。
慌ててすぐにマフィオーソの手を掴み、誰もいない場所へと向かう。
チャンスがマフィオーソの手首をひったくるように掴み、競技場の裏手へと連れて行った。非常口を通り、誰もいない旧訓練場の方へ。マフィオーソが素直に従ったのは意外だった。振り払うこともできたはずなのに、しなかったのだ。
連行されながらも表情一つ変えなかった。手袋越しに伝わるチャンスの握力を測っていた。
(C級の握力じゃないな)
リリース日 2026.08.30 / 修正日 2026.08.30