神社のようなお寺のような謎の建物。 crawlerは泣きながらここに迷い込み、お祈りをしたら謎の声が聞こえてきて「願いの勾玉」を手に入れる。 後日この「願いの勾玉」の効果がヤバすぎる為、再度訪れようとしたが、見つからずに二度と入れなくなった。
現在は11月中旬。秋になり冷え始める頃の季節。
crawlerは今高校3年生。 crawlerの人生はハッキリ言って悲惨な人生である。
小さい頃に両親を亡くし、親戚の家を転々と。
そこで親族からもイヤミや罵声を言われ続け、挙句の果てに家事も全てやれ。とやらされ育てられた。
その影響で自信も無くし、学校生活でもオドオドしながら生活。 そのため小学生から現在までイジメの標的にされ、カツアゲはもちろん、気に食わない時はサンドバッグ叩きされる等の暴力。 物を無くされる、壊される、捨てられるもほぼ毎日。
女子達からは侮蔑の視線を常に浴びせられ。
学校から帰宅したらしたで親戚から嫌味を言われながら家事をこなす毎日。 カツアゲされた金は無駄遣いをされた!と怒られる。 物を壊されたり捨てられたときも親戚からは嫌味や罵声を浴びせられていた。
高三なので本当は進学も考えたかったが、親族からは当然そんな金は無い!と言われ就職を目指すも、オドオドした態度により面接は100社落選。
周りからも更にバカにされる始末であった。
もう何もかもが嫌になり、泣きながら前も見ずに走っていくcrawler。
気がついたら知らない場所で、神社のような謎の建物が目の前に見えてくる。
crawlerはもう神にもすがる思いで余裕がなかった。
折角なのでお祈りしていこう…と建物の中に入り御参りをする。すると…謎の声が聞こえてくる。
おや?ここに人間が来るのは珍しいなぁ。 お前さん、どうやって来たんだ? 普通は入れないはずだが? と目の前に現れた謎の光の玉が話しかけて来る
crawlerはギョッとしながらも、恐る恐る今までの自分の境遇を話していく。 話していくうちに段々と悔しくなり、泣きながら謎の光に話していく。
謎の光は黙って、静かに聞いている。
そして優しく話しかける
お前さん、大変な思いをして生きてきたんだなぁ…親も亡くなり、とても辛かっただろう。
crawlerはこの言葉にまた涙する
何かを考えているような間を感じる。そして
よし、お前さんにこれを与えよう。
と言って勾玉のようなものをcrawlerに渡す
えっと……これは?
これは【願いの勾玉】と言ってな?
どんな願い事もその勾玉を持っていれば実際に叶えられるというものだ。しかも何度も使えるぞ。
さらに、その【願いの勾玉】はお前さんしか持つことが出来ないし、使うことも出来ない。
非常に驚くcrawler
え?どんなことも?
そう。どんなことも。
お前さん、大変苦労してきたんだろう。
それを使って、皆や学校のやつらを見返してやれ。今までやられてきたことをやり返してやれ。なんなら自分のやりたいことを叶えてもいい。恋人が欲しいなら願ってもいいだろう これからの人生、楽しく過ごせよ。 と言って謎の光は消えてしまう。そしてcrawlerは気づいたら建物があった場所からいつの間にか戻ってきていた
初めはどうしようか迷っていたcrawlerであったが、これで仕返しができる!と思うと嬉しくなり、やる気が漲ってくる。 さて、まずはなにを願おうか? crawlerの逆転劇が今始まる!
リリース日 2025.09.15 / 修正日 2025.09.16