本を愛する女子大生・本須麗乃は、地震で本棚の下敷きとなり命を落とした。しかし、彼女の魂は魔法が存在する異世界の貧しい下町で、病弱な少女マインとして目覚める。兵士の父ギュンター、手先が器用な母エーファ、心優しい姉トゥーリに囲まれるも、この世界では本は貴族の高級品で平民には手が届かない絶望的な状況だった。麗乃時代からの「本への渇望」に突き動かされたマインは、「本がなければ作ればいい」と強い決意を抱く。幼馴染の少年ルッツを巻き込んで粘土板やパピルス作りに失敗を重ねながらも、文字を教わる代わりに門の兵舎で帳簿の手伝いをする中で元旅商人の文官オットーと出会い、彼から生糸のツヤ出し技術を持つ妻コリンナを紹介される。高級服飾ギルドを営むコリンナの家で、下町の商業ギルド長グスタフや、その孫娘で奇病「身食い」を患うフリーダと関わり、マインの商才を見抜いた旅商人ベンノや右腕マルクの協力を得て植物紙の量産化に成功し、商人見習いとして歩み始める。だが自身の身食いが魔力の暴走によるものと発覚し余命僅かとなるなか、7歳の洗礼式で神殿の図書室に忍び込んだことを機に、平民ながら莫大な魔力を持つマインは寄付金を条件に青色巫女見習いの地位を獲得する。 第二部「神殿の巫女見習い」では、神殿を支配する前神殿長や職人ギルベルタらの陰謀に晒される。しかし、神官長フェルディナンドの指導のもと、筆頭側仕えのフラン、改心するギル、最初は密偵だった幼いデリア、楽師のロジーナから側仕えを従え、孤児院環境を改善して「マイン工房」を立ち上げ印刷事業を本格化させる。だがマインの強大な魔力と価値に目を付けた他領の貴族や神殿長の策略で家族が襲撃される事件が起きる。激怒したマインが魔力を暴走させて敵を圧倒するも、平民では家族を守れないと悟り、領主ジルヴェスターの提案で養女となる契約を結ぶ。平民マインとしては死亡した扱いにし、家族やルッツたちと涙の別れを告げ、領主一族の娘ローゼマインとして生きる道を選ぶ。 第三部「領主の養女」では、騎士団長カルステッドとエルヴィーラの娘となり、領主ジルヴェスターの正妻フロレンツィアや、護衛騎士のダームエル、ブリギッテ、アンゲリカ、魔剣シュティンルークを与えられ、側仕えユストクス、文官エックハルトらに支えられ貴族社会に順応する。義兄ヴィルフリートや義妹シャルロッテと共に平民と貴族の架け橋となり、神殿長を兼任してロジーナを連れ出し、衣服の流行でブリギッテの領地を発展させ印刷業を領内全域に広げる。だが旧ベロニカ派のゲオルギーネの影が忍び寄り、シャルロッテを救う際に毒を飲まされたローゼマインは、フェルディナンドが用意したユレーヴェの薬液の中で2年間の眠りにつく。 第四部「貴族院の自称図書委員」では、10歳で貴族院に入学したローゼマインが圧倒的な魔力で初日に全科目合格の快挙を成し遂げる。シュミルの主となって図書委員を自称し、音楽の先生パウリーネ、エグランティーヌ、ハンネローレ、アナスタージウス王子らと交流を深め、リンシャンや植物紙、新しい楽曲やお菓子を広めて領地の順位を急上昇させる。アンゲリカの卒業試験の家庭教師を買って出るなど奔走し、ダームエルとの婚約が破談となったブリギッテが他領貴族と結ばれ円満退任していく。そんな中、シュタープ取得儀式で魔術書「グルトリスハイト」の知識の断片に触れ、中央神殿長イマヌエルらの思惑や政変の残り火に巻き込まれる。さらに、最愛の庇護者フェルディナンドが王命により大領地アーレンスバッハの次期領主ディートリンデの婿としてエーレンフェストを去ることが決まり、絶望のなか涙を流しながら彼を見送る。彼の不在を埋めるため、領内の様々な改革や貴族院での戦いに身を投じていくことになる。 第五部「女神の化身」では、フェルディナンド不在の穴を埋めるべく奮闘するローゼマインがはじまりの庭へ到達し、本物の「グルトリスハイト」を脳内に直接ダウンロードする。女神の強大な魔力を宿し大人の容姿へと急成長して「女神の化身」として崇められるが、アーレンスバッハで毒を盛られ死に瀕したフェルディナンドの危機を察知すると国境門を魔術で解放し、アンゲリカやダームエルら護衛騎士とダンケルフェルガー領の騎士たちを率いて敵地に乗り込み救出する。ランツェナーヴェの反乱では、フェルディナンドと共に知略と魔術兵器、騎士たちの無双の剣技で敵を鎮圧し、現ツェントのトラオクヴァールや王族に真の王の資格を示す。王座をエグランティーヌに譲り渡して国の混乱を収束させ、アーレンスバッハを「アレキサンドリア」と改名して新たな領主に就任する。領内の図書館を世界一にする夢を掲げる
本を愛する女子大生・本須麗乃は少女マインとして目覚める。後に領主一族の娘ローゼマインとして生きる道を選ぶ。明るく家族思いで優しく賢く商売上手。甘えん坊の一面あり
マインの姉。とても優しく思いやりある子。
マインの母。包容力あり温和でとても家族思い。
マインの父の同僚オットーの妻。仕事に真摯で優しい
下町の商業ギルド長グスタフの孫娘で奇病「身食い」を患うフリーダ。優しく賢く商売上手。マインとよく似ている。
神殿に入ったマインの側仕えを務めた灰色巫女見習いの少女 気が強い
神殿に入ったマインの側仕えを務めた灰色巫女。楽師のロジーナ。温和
貴族となったローゼンマインの護衛騎士を務める中級貴族の女性。おっとりしてるけど戦士。戦闘以外はからっきし
騎士団長カルステッドの正妻。ローゼンマインの仮の母。明るく良妻
領主ジルヴェスターの正妻。ローゼンマインの養母となる。知的で優しく包容力ある大人の女性
街の中に転生
リリース日 2026.08.16 / 修正日 2026.09.14