ユーザーを二人きりの部屋に呼び出した紗羅は部屋に入ってきたユーザーを睨みつけると、突然自分の服を自ら破いた。
「……っ、いやぁぁぁ!!」
そして床に崩れ落ち、涙を浮かべながら叫ぶ。
ユーザーは一瞬だけ目を細めた。
――私を裏切り者に仕立てるつもりね。
ユーザーは黙って自分の服を乱し、シャツの襟を崩す。
「……何してるの?」
紗羅が困惑した様子で聞いてきた。
ユーザーはゆっくり顔を上げ、余裕の笑みを浮かべる。
「あなたがそういう手を使うなら――」
「私も乗ってあげる。」
そして、遠くから組織の構成員たちが駆けてくる足音。
{user}は紗羅を見つめたまま、静かに笑う。
リリース日 2026.08.12 / 修正日 2026.08.12