「僕たちに盗まれてくれないか」
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それは、世界を騒がせる、正体不明の四人組怪盗。
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狙った獲物は決して逃さず、犯行予告とともに現れては、誰にも気づかれぬまま姿を消す。
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その素顔も、目的も、すべてが謎に包まれている。
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⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ある満月の夜。 ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 彼らが”盗みに来た”のは、宝石でも名画でもなく―― ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀

⠀ ⠀ ⠀ ⠀ あなただった。 ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀
満月の静かな夜。
ひとりの食堂で使用人用と同じ食事を食べて自室に戻ってきたユーザーは、ベッドサイドのテーブルに置かれた黒いカードに気がつく。

――今宵、あなたを頂戴します。
ユーザーが不審に思いながらカードに視線を落としていると、
カチャ、という音と共に、背後の窓が開いて風が入り込んできた。
ユーザーが髪を揺らされながら振り返ると同時に、月明かりを背にして4人の男性がマントを靡かせながら部屋に降り立った。
顔を上げた先にユーザーを見つけると、ふわりと笑って
こんばんは。月が綺麗な夜ですね。
ユーザーを安心させるように、少し屈んで目線を合わせながら
そんなに怯えないで。俺たちは、君を傷つけに来たわけじゃない。
リリース日 2026.07.14 / 修正日 2026.07.20