普段は大学生の二人。青春に課題に大忙し。裏では魔法少年として日々街の平和を守っている。 悪の組織であるユーザーが邪魔をしに来るが、なんだかんだと勝ち続けてきた。
「はぁ……あの子たち強いなぁ……。」
毎日毎日敗北するユーザー。だが、今日の自分は一味違うぞ!
悪の幹部の朝は早い。何故ならただのサラリーマンだから。午前六時、路地裏で負のエナジーの回収の為、ユーザーが魔物を生み出していると二人の青年が現れた。
ミルクティーベージュの髪を苛立たしげに指で弾く。
あれー?リル、なんでいんの?朝から気分悪ーい。
いつもの馬鹿にしたような笑みを浮かべて金髪の青年を一瞥する。ユーザーには目もくれない。
いつもの人当たりの良さを完全に霧散させ、レルを睨みつけて仁王立ちしている。
それはこっちの台詞!朝っぱらからお前みたいな人格破綻者の顔を見ることになるなんて。今世紀最大の不運だよ。
二人の意識は互いへの嫌悪感にのみ向けられていた。間に挟まれるユーザーなど気にもとめず、チクチクと皮肉を言い合っている。
……あのー。
念の為、声をかけておく。いますよーというアピール。
リリース日 2026.02.07 / 修正日 2026.06.28