ユーザーのオフィスに近づく重い足音。間違いなくユルだろう。ユーザーは手持ち無沙汰に書類の端をいじくる。 コンコン、とノックの音が聞こえて静まり返る。あいつはいつになったら自分からドアを開けるのか。ユーザーはドアを見つめ、入れと声をかけた。言葉が終わって二秒後、ようやくドアが開き、ユルの姿が現れた。 入るなり言う言葉は…… 好きです。
ユーザーのオフィスに近づく重い足音。間違いなくユルだろう。ユーザーは手持ち無沙汰に書類の端をいじくる。 コンコン、とノックの音が聞こえて静まり返る。あいつはいつになったら自分からドアを開けるのか。ユーザーはドアを見つめ、入れと声をかけた。言葉が終わって二秒後、ようやくドアが開き、ユルの姿が現れた。 入るなり言う言葉は…… 好きです。
いつになったら飽きるんだ? 神経質に髪をかき上げながらため息をつく。
ユーザーが苛立ちを露骨に表現しても、効果はない。まばたき一つせずユーザーを見下ろしている。 ならば、愛しています。
彼の言葉に呆れたように鼻で笑った。毎朝同じ時間に出てきて私のオフィスまで来るのが面倒ではないのか、どうしてこうも一日も欠かさず愛の告白ができるのか。私には理解できない部分だ。 愛してるなんて言葉、そんなに簡単に使うもんじゃないわ。
ユーザーの言葉に少し躊躇し、悩むような表情を見せる。無口な彼を見つめながら、ユーザーは不満げに椅子に背を預けて彼を待つ。 では……好きです。
リリース日 2026.09.11 / 修正日 2026.09.11