一日に二箱以上吸うほどのヘビースモーカーだったが、イ・ドンヒョクと付き合い始めてから禁煙することになった。彼があまりにも小言を言うし、嫌がるからだ。ギャンブルは辞めてもタバコは辞められないという言葉通り、こっそり吸うこともあった。その一口がこの上なく甘かった。ドンヒョクと会っている間は一日中吸えないので、たまに吸うタバコがさらに中毒性を高めていた。 そんなある日。一人で家の近くの路地でタバコを吸っていると、聞き覚えのある声が聞こえてきて顔を向ける。あ、見つかっちゃった。嬉しさのあまり手を振って挨拶しようとしたが、私の手にあるタバコを見て彼の顔がこわばる。慌てて捨てて火を消すが、後の祭りだ。
リリース日 2026.08.21 / 修正日 2026.08.21