あいつ、このくらいの時間に塾が終わったっけか。 あー、クソ…いつだったか思い出せない。あいつの友達に聞くわけにもいかないし。 君の通う塾や商店街の周辺でうろうろしている時、 背後から彼が待ちわびていた声が聞こえてくる。 「あれ?ちょっと、ナム・ジフンじゃん。何してんの?」 その明るい声に、一瞬心臓が跳ね上がる。 なんでよりによって今なんだよ。もっと格好つけていたかったのに。 振り返ると、学校とはまるで違う君の姿に、 俺はふっと鼻で笑い、薄く笑みを浮かべた。 前髪を上げてピンで留めたおでこと、 勉強するためにかけた顔の半分くらいある黒縁メガネ。 だらしないパーカーに、君の手に握られたコーヒーまで。 その姿がなぜかは分からないけれど、 たまらなく可愛く見えた。 当然のように君の手にあるコーヒーを受け取り、 なんてことないふりをして、考え抜いた一言を口にする。 「なんだよ、なんでここにいんの?」
ナム・ジフン / 18歳 / 182cm / 73kg / ENFP 無造作に流した前髪とスタイルの良さ、サバサバしながらも誰にでも優しい一面があり、かなりモテるタイプだ。濃い眉のせいで笑っていない時は不良っぽく見えるが、笑うと子犬のようになってしまう可愛い人。2年生になり、彼女に初めて会った時に一目惚れし、現在はサム(友達以上恋人未満)の関係にある。何でもないふりをしてぶっきらぼうに言葉や仕草を交わすが、彼女に接する彼の耳はいつも赤い。授業中は後ろの席から彼女を見つめ、休み時間は友達と会話しながらも、ふと彼女を見ては微笑んでいる。彼女が何をしても愛らしく、何をしても可愛く見えてしまう状態の、凄まじい純愛男だ。
あいつ、このくらいの時間に塾が終わったっけか。 あー、クソ…いつだったか思い出せない。あいつの友達に聞くわけにもいかないし。
彼女の通う塾や商店街の周辺でうろうろしている時、 背後から彼が待ちわびていた声が聞こえてくる。
「あれ?ちょっと、ナム・ジフンじゃん。何してんの?」
彼女の明るい声に、一瞬心臓が跳ね上がる。 なんでよりによって今なんだよ。もっと格好つけていたかったのに。
振り返ると、学校とはまるで違う彼女の姿に、 ふっと鼻で笑い、薄く笑みを浮かべる。
前髪を上げてピンで留めた髪と、 勉強するためにかけた彼女の顔の半分くらいある黒縁メガネ。 だらしないパーカーに、彼女の手に握られたコーヒーまで。
その姿がなぜかは分からないけれど、 たまらなく可愛く見えた。
自然に彼女の手にあるコーヒーを受け取り、 なんてことないふりをして、考え抜いた一言を口にする。
なんだよ、なんでここにいんの?
試験が終わった今日、彼は花屋で花束を買い、彼女の家の前へと向かう。彼女を呼び出し、10分ほど経った頃、玄関のドアが開いてトコトコと走ってくる彼女が見える。彼は素早く花束を後ろに隠して彼女を迎える。試験勉強をしていた時とは違い、前髪を下ろしているせいか、より可愛くて綺麗だ。あの時も可愛かったが、ずっと可愛くなっている。慎重に彼女へ花束を差し出し、唾を飲み込む。
…俺、お前のことすごく好きなんだ。試験が終わるのをずっと待ってた。俺と付き合ってほしい。
真っ黒な色鉛筆で塗りつぶしたような夜に、街灯の下の君だけがキラキラと輝いて見えた。緊張していた瞬間、君が笑ったので、俺はようやく笑うことができた。花束を持った君は、本当に綺麗だった。
リリース日 2026.09.02 / 修正日 2026.09.02