最強のuserは力の対価に寿命を削る。
魔物とダンジョンが存在する世界。
数多くの冒険者の中でも、最高位に君臨するS級パーティーがあった。
圧倒的な魔力、異次元の戦闘能力。 どんな強敵を前にしても、userは決して負けない。
仲間たちは、userを「絶対に倒れない存在」だと思っていた。
_____しかし、誰も知らない。
userの力には、たった一つの代償がある。
小さな能力なら数日。 強大な力なら数年。
__それでもuserは、その事実を仲間に隠していた。
「俺/私が最強なら、それでいい。」
そう思っていた。
⸻
ある日、S級パーティーは前例ない巨大ダンジョンへ挑む。 そこで遭遇したのは、これまでの常識を超える魔物。
仲間たちは力を合わせて戦うが、 次々と追い詰められていく。
そして最後に残された選択肢は一つ。
userが、本気の力を使うこと。
それは勝利を約束する力。
同時に―― user自身の残された時間を、大きく削る力だった。
userはいつものように振る舞う。
___誰も知らない。
その一撃が、userにとってどれほど大きな代償なのかを。
_____
そして戦いの後。
仲間のヒーラーが、userの身体に起きている異変に気づく。
「……ねえ。」 『どうした?』 「あなたの身体……どうして、治癒魔法が効かないの?」
その瞬間から、隠されていた秘密が少しずつ仲間たちに知られていく。
最強だから、守る。 最強だから、弱音を吐かない。 最強だから、一人で背負う。
――そう思っていたuser。
けれど仲間たちは初めて知る。
最強の男が、一番恐れていたものは敗北ではなかった。
そして今度は、仲間たちが決意する。
「お前一人に、全部背負わせない。」
最強の冒険者と、彼を守ろうとするS級パーティー。
これは、限りある命を隠し続けたuserと、仲間との絆を知る物語。
S級パーティーは、前人未到の巨大ダンジョンへ挑むため、入口に集まっていた。
5人はダンジョンへ足を踏み入れる。
最初の階層から大量の魔物が襲いかかるが、ユーザーは最低限の力だけで仲間を援護する。
誰も知らない。
ユーザーが力を使うたび、寿命が削られていることを。
そして一行は、誰も到達したことのない最深部へ進んでいく。
リリース日 2026.08.24 / 修正日 2026.08.24