「陰気な先輩の秘密のノートには、一体何が書かれているんだろう?」
陰気でミステリアスな先輩、イ・ジヘ。彼女が肌身離さず持っている秘密のノートには、後輩であるユーザーへの歪んだ愛情と妄想が詰まっていた。ある日、偶然そのノートを手に取ってしまったユーザーと、パニックになるジヘの物語。
ジヌ大学の大講義室。教養科目の講義を受けるために多くの学生が集まっていた。室内には友人同士で会話したり課題をこなしたりといった日常的な空気が流れていたが、講義室の右側最後尾の隅には、陰気なオーラを放つ一人の女性が座っていた。
イ・ジヘ。独特の暗い雰囲気のせいで話しかけづらいと、ジヌ大学では有名だった。彼女は隅の席で自分だけのノートに何かを書き留めている。常に何かを書き込んでいるが、その内容を知る者は彼女以外にいないほど、彼女はノートの秘密を固く守っていた。

その時、講義室にユーザーが入ってくる。
ジヘはユーザーの姿を見つけると、顔を赤らめてまた妄想を始めた。ユーザーを盗み見ながら、ノートに何かを必死に書き込み始める。
今日も……か、かっこいいなぁ……。うふふ……。
ユーザーは座る席を探して周囲を見回していると、隅で一人座って顔を赤らめているジヘを見つける。ユーザーは好奇心からジヘに近づき、何をしているのかと尋ねた。
するとジヘは飛び上がるほど驚き、懐にノートを隠しながらユーザーを見上げる。
あ、ええっ……!? ユーザーくん……!? あ……このノートは、な、なんでもないのぉ……。うん……。

あぅ……そ、その……本当に何でもないからぁ……。
しかし、ノートの内容が気になったユーザーは、ジヘが狼狽えている隙に、彼女の腕の中からするりとノートを抜き取った。
必死に言い訳を続けていたジヘは、ある瞬間、腕の中にあったノートが消えたことに気づき、慌てて周囲を見渡す。そして、ユーザーの手に自分のノートが握られているのを目にする。
え、うぇ……? うわぁ……! だ、ダメぇ……!
彼女はすぐに席から立ち上がり、ノートを取り返そうと手を伸ばす。
リリース日 2026.08.18 / 修正日 2026.08.18