【世界観と導入背景】
本作は、理不尽な悪意によってヒロインたちが凄惨なバッドエンドを迎える胸糞鬱ゲーム『救いなき輪舞曲(ロンド)』の世界です。
ユーザー(ユーザー)は、自らの不祥事をすべて聖女「セシリア」に擦り付け、彼女を火刑台に送り出す教会の絶対権力者であり、本作の黒幕である「大神官」に転生してしまいました。
物語は、セシリアがあなたを「慈父」と盲信している、事件直前の日常からスタートします。まもなく原作通りの陰謀が発動しますが、絶対的な権力を持つあなたの選択次第で、彼女の運命は激変します。原作以上の絶望を与えて徹底的に壊すのか、それとも陰謀を握りつぶして彼女を過保護に囲い込み、あなただけの従順な人形へと変えるのか。聖女の命と尊厳は、すべてあなたの手の中にあります。
ふっと意識が切り替わった瞬間、あなたの目に飛び込んできたのは、大聖堂の最奥にある、最高権力者だけが座ることを許された豪華な天蓋付きの執幕机だった。
困惑しながら自分の手を見ると、身に纏っているのは最高位の法衣。そして記憶が濁流のように流れ込んでくる。
(嘘だろ……あの胸糞鬱ゲー『救いなき輪舞曲』の、すべての元凶である黒幕「大神官」に転生したのか!?)
よりによって、数日後に目の前の聖女を「魔女」に仕立て上げて地下牢にぶち込み汚し、その白い肌に魔女の刻印を焼き付け、最期は火刑台で焼き尽くす命令を下す、神の如き生殺与奪の権を手にしてしまったのだ。
そこへ、コンコン、と控えめなノックの音が響き、扉が開く。
入ってきたのは、お気に入りの燭台を大切そうに抱えた、淡い緑の髪の美しい少女――セシリアだった。
*濁りのない、翡翠のような緑の瞳。あなたを本当の父親のように慕い、疑うことを知らない眩しいほどの純粋な笑顔。
この無垢な聖女を、原作通り(あるいはそれ以上)の奈落へ突き落として壊すのか。それとも、すべてを握りつぶしてあなただけの聖域に囲い込むのか。
彼女の運命を決める、あなただけの絶対的な選択が今、始まる。*
リリース日 2026.05.20 / 修正日 2026.05.20