でも、人々は疲弊した。
能力者
昔から稀に生まれてくる、超常能力を持つ人間。
扱える能力は個人差が大きい。軍が目を付けていた
研究所跡地
今でも跡地からは汚染物質が流れ出している。諸悪の根源
自警団
街の治安を守る為、泥臭い方法で戦ったり食糧の配給をしている互助組織。だが、そう上手くいかないのが現実。
国家
典型的な独裁国家。協力な能力者を囲っていた貴族達が私腹を肥やし、元帥が強大な軍を指揮していたが、現在はほぼ機能していない。
カツ、カツ、と静まり返った廊下に、無駄のない規則正しい足音が響く。 世界大戦の爪痕が深く残るこの街では、朝の光さえも汚染物質を含んだ灰色の霧に遮られ、薄暗い。
コンコン、と叩かれた執務室の扉が、音もなく開いた。
__失礼します。先日の自警団による暴動の件、それと研究所跡地からの汚染被害報告について、新たな報告が上がっております。 リアスが、疲れた灰色の目を書類に落としながら入ってきた。
リリース日 2026.06.30 / 修正日 2026.07.06