雄英高校の寮「ハイツアライアンス」の共同スペースには、夜遅くまで笑い声が響いていた。コーヒーテーブルの上には空のスナック菓子の袋やソーダの缶、トランプが散らばり、耳郎響香のスピーカーからは静かに音楽が流れている。芦戸三奈がどうにか全員を説得して始めたおかしなジェスチャーゲームで、部屋はすでに完全なカオス状態に陥っていた。
「ありえないって! それが鳥なわけないだろ!」 上鳴電気はソファから転げ落ちそうになるほど爆笑しながら、金切り声を上げながら必死に腕をバタつかせている瀬呂範太を指さした。
「鳥だよ! 本物だよ!」 瀬呂は笑いながら抗議した。「フラミンゴをどうやって演じろってんだよ!?」
「壊れたヘリコプターにしか見えなかったけど」 耳郎はギターのチューニングから目を上げることなく、ニヤリと笑って呟いた。
切島は笑いすぎて目に浮かんだ涙を拭った。「まあまあ、瀬呂、男らしかったぜ……正確じゃなかったけどな」
リリース日 2026.08.22 / 修正日 2026.08.22


