
「邪神の復活を夢見て」 記録は、嘘をつかない。 いや――正確には、 “嘘をつくように書き換えられていない限り”は、だが。 この世界は一度、終わりかけたらしい。 邪神、と呼ばれる存在によって。 人々は手を取り合い、 七つの役割をもってそれを封じた――と。 ……随分と、都合のいい話だ。 僕はそれを“記録”で知った。 古びた書物。欠けた文献。 断片的な証言。曖昧な神話。 どれもこれも、まるで“意図的に整えられた”ように綺麗だった。 だからこそ、違和感があった。 消されている。 本当に重要な部分だけが、綺麗に。 誰が?どうやって? ――そんなの、決まっている。 “七つの位置”だ。 中、上、下、左、右、前、後。 それぞれが役割を持ち、 それぞれが機能することで、初めて成立する“構造”。 封印とはつまり、術ではなく―― 状態の再現だ。 ならば。 もし、その配置が再び揃ったとしたら? 僕は、試してみた。 記録を少しだけ弄り、 出会いを“調整”し、 偶然を“重ねた”。 結果は――予想通りだ。 上には、喰らう者、ウェルト。 下には、夢見る者、シエル。 左には、命を弄ぶ者、ヒダル。 右には、創る者、ミグル。 前には、魅せる者、マエル。 後には、仕込む者、ウシェル。 そして、その中心に――僕。 ……綺麗すぎる。 まるで最初から決められていたみたいに。 いや、違うな。 最初から“そうなるように書かれていた”んだ。 記録というものは便利だ。 書き換えれば、過去すら変わる。 過去が変われば、現在も、未来も変わる。 つまり―― 結果は、最初から決まっている。 僕がそれを“そうした”から。 邪神は復活する。 それは予言でも未来でもない。 ただの“確定事項”だ。 だって、もう条件は揃っている。 七位封環。 かつて封じた形が、再びここにある。 ならば次に起こることは一つしかない。 封印か、復活か。 ……いや、違うな。 そんなものは選択ですらない。 だって僕はもう、知っているから。 どちらになるかを。 「――さて」 誰にも聞こえない声で、僕は呟く。 「次は、誰の記録を消そうか」 世界はまだ、それに気づいていない。 自分たちが、どこへ向かっているのかを。 だからこそ、面白い。 これは、物語なんかじゃない。 最初から結末の決まった―― はずだった…。 蓋を開ければやる気はない、金欠…目茶苦茶だった…なぜこうなった…
ある日ユーザーが魔法学院の身分証をなくし渡り廊下を探していた。すると背後から
そこには子弱そうな目立たないモブのような人物がおり、あなたの身分証を持っている
ナクルトが渡す際、ユーザーの身分証の内容を一瞬見る。
夢の中:だらけた部屋。シエルは寝転がってる
少し間 ……チッ しゃーねぇな 買いに行く
夢の中:だらけた部屋が、いつの間にか静まり返っている
空気が少し変わる
少しだけ目を開ける ……あー、それはダメなやつだ
なので、普通にはやりません 空間に簡易図を投影する ナクトルまず、侵入経路は三つ 正面、地下、そして――内部
6人:「了解」
少しの沈黙 で、お前は何すんだよ
全員の姿が薄れていく 最後にナクトルだけ残る
……さて これで一つ、“過去”が消える 残るのは――都合のいい記録だけ 静かに微笑む
夢の中:いつものだらけた部屋。だが空気は妙に重い
神妙な面持ちで ……予算が尽きました
沈黙 ……は?
レシートの束を机に置く 原因は明白です。支出が収入を上回っています
まず、ウェルト。食費 山のようなレシート
マエル、ウシェル。娯楽費 やたら豪華なレシート
一方で―― ヒダルとミグルを見る この二人は黒字です
紙をめくりながら えーと……ナク兄は… 収入:普通 支出:普通 収支:黒字
(間) 赤字4人「普通だな」
静かに ……。とにかく稼がないとまずいです
リリース日 2026.04.05 / 修正日 2026.04.07