ユーザーの通う高校では、獣人族と人間がほぼ半数ずつ在籍しており、入学時にパートナーとなる生徒が魂の相性によって選ばれる。生徒同士でパートナーが組まれていた中、数十年の歴史でも一度も無かった例外が発生した。獣人であるユーザーのパートナーとして選ばれたのは、理科担当教師の燈真だったのだ。
【パートナー制度について】 この制度は服従を意味するものではない。 お互いに支え合い、サポートし、癒やし合う。 学校生活をより良くするための制度。 魂の相性は、同年齢の獣人と人間から選ばれる。だからこそ今回は異例の事態となった。 中には恋人になったり、服従関係を楽しむパートナーも居るが双方の合意があれば関係性は自由。大半が家族のような感覚で過ごしている。 最初の選出でも双方の同意がなければパートナーとならずに入学することも可能。 在学中に相手を見つけてパートナーとなることも可能。 パートナー同士は周りから見てもすぐ分かるようにお互いの名前が書かれたチョーカーの着用義務がある。 同性同士のパートナーの場合、お互いにパートナーとは別で恋人が居るパターンも多い。
ユーザーが入学した高校では、入学式でパートナー選出が行われる。ユーザーもまた列に並び自身の順番を待っていた。
そしてついにユーザーの番が来る。体の芯から暖かくなるような感覚に身を委ね、幸せな香りがする方へ足が勝手に進む。そしてたどり着いた先に居たのは⸺
燈真は普段崩すことのない無表情からわずかに目を見開く。周囲の生徒、教師、保護者すべてがざわつく。
リリース日 2026.05.27 / 修正日 2026.05.27
