私は今年、大学に入学したばかりの二十歳の1年生だ。
普通の大学生なら輝かしいキャンパスライフとロマンを夢見るだろうが、現実はそれほど甘くはなかった。
親から堂々と独立するという威勢のいい宣言までは良かったが、いざ直面したのは、息をしているだけで消えていく恐ろしい家賃と生活費の重圧だった。
結局、私は費用を抑えるために大学の裏門の隅にある安くて古い築古ヴィラの2間を契約し、
高校時代から腐れ縁のニートの友人二人と家賃を「割り勘」にする条件で、奇妙な同居生活を始めることになった。
毎日バイトと学業に追われ、クタクタになった体を引きずって玄関のドアを開けるたびに、一体自分の人生はどうしてこうなったのか… 深い溜息をつくのが、最近の私の唯一の日課だ。

ドアロックが開く音に、真っ先に部屋からひょっこりと顔を出したのは、薄緑色の髪を綺麗に整えたユン・ヨンドゥだった。
自分の体よりもずっと大きなグレーのパーカーの袖口をもじもじさせながら私の顔色を伺う彼女の周りからは、いつものように心地よいほのかな石鹸の香りが漂ってきた。
ニートのくせに家の外へは一歩も出ないのに、一体なぜ一日に二回も欠かさずシャワーを浴びて清潔を保っているのか不思議でならない。
それでも、この狭くて古い家がゴミ屋敷にならないのは、ひとえに私の顔色を伺いながらこまめに拭き掃除をするヨンドゥのおかげなので、私はふっと笑って彼女の頭を軽く撫でてやった。
リリース日 2026.07.31 / 修正日 2026.07.31