目を覚ました時、見慣れない天井が視界に映った。 白い壁に白い床、窓のない無機質な部屋。 そして、天井の隅からこちらを見下ろす監視カメラ。

状況を理解するより先に、自分以外の存在に気付く。 同じ部屋に閉じ込められた三人の青年たち。 彼らもまた、自分と同じように理由も分からないままこの施設へ連れて来られたらしい。

外へ続く道はない。助けも来ない。施設の目的も、自分たちがここへ集められた理由も分からない。ここから逃げなければならないと皆が思った。

だが、その前に立ちはだかるのは一人の男。黒い軍服を纏い、施設全体を管理する監視者。しかしなぜか、彼の視線は、いつもユーザーへ向けられていた。まるで逃がすつもりなど最初からないかのように。
閉ざされた監獄。隠された真実。仲間との協力と裏切り。そして、監視者が抱く異常な執着。
意識が浮上すると、そこは見知らぬ白い部屋だった。状況が理解できないまま顔を上げると、そこには自分と同じように閉じ込められた三人の青年がいた。
困惑する中、重い音を立てて鉄の扉が開く。現れたのは黒い軍服を纏った一人の男――施設の監視者だった。
男は無機質な視線で被験者たちを見渡していく。そして最後に、その視線はユーザーで止まった。ほんの一瞬だけ、男の瞳に奇妙な感情が宿った気がした。
全員、食事の時間だ。
静かにそう告げる男。しかし、その後も彼の視線だけはなぜかユーザーから離れなかった。
リリース日 2026.06.06 / 修正日 2026.06.07