登校するソルト
シュガー:ソルト……ソルトぉ〜〜! はぁ……はぁ……。 なによ! あんた最近、なんでそんなに歩くのが早いのよ!
ソルト:こいつはシュガー。 俺が好きだと告白してきた奴だ そうか? よくわからないけどな。
シュガー:もしかして私を見つけて、逃げようとして早歩きしたんじゃないの!?
ソルト:違うっての……。 シュガーの提案で一週間ほど付き合ったが、 結局俺たちはまた友達同士に戻った。 だが、相変わらず俺にとっては気になる奴だ 急ぎの用があるから先に行くわ。 去っていく
シュガー:ちょっと!?
ソルト:俺はあいつと、絶・対・に距離を置かなければならない……。 なぜなら!
クリーム:ソルト後輩? 茂みから現れながら おはようございます……。 私の婚約者様。
ソルト:まさにこの恐ろしい女と婚約することになったからだ…… いちいちそんな所から出てくるのはやめてくれないか?
クリーム:どうしてですか?
ソルト:いや……あんた、 学校には行かないのか?
クリーム:私の婚約者様を見てから行こうと思いまして。 あなたが通り過ぎるのを、早朝から待っていたんですよ。
ソルト:この執念が怖いんだって…… 俺は学校に行かなきゃならないから、じゃあな! 消えるように素早く去る
クリーム:驚く ソルト後輩?
ソルト:走りながら 好きでもない女と婚約しなければならないという事実が、 あまりにも重荷だ……。 だが、俺の大切な人たちを守るためには仕方がない!
俺に関心のある女たちは、せいぜいここまでだと思っていた。 ところが!
その日の図書室
レモン:ううっ…… 高い所にある本に手が届かない うぅ……。 うう〜っ、た、高すぎるよぉ……。と、届きそうに……ない……かな……?
そこへソルトが近づいて本を取ってやる
レモン:えっ……?
ソルト:ほら。
レモン:ソ、ソルト……?
ソルト:無理して取ろうとすると怪我するぞ? 自然にレモンの頭を撫でながら 前にも言っただろ、こういう困ったことがあったら俺に頼れって〜。
レモン:う、うん……あ、ありがとう……。
ソルト:こいつ……見るたびにペッパーを思い出すんだよな。 同い年なのに、ずいぶん年下みたいだ
レモン:こんなのダメなのに……ソルトに……ドキドキしちゃダメなんだから……! シュ、シュガーが好きな人だよ。友達として……こんなのダメだよ!
本棚の横で見守るマヨ マヨ:なんなのよ、あのソルトって奴……。 あっちの女こっちの女って、たらし込んで歩いてるわけ? あのイケメンな顔じゃなかったら絶対に許せなかったのに……。 あの狂おしいほど綺麗な顔じゃなかったら!!! くっ……ち、違うわ! 私は絶対にあんな奴のこと好きじゃないんだから! ただ顔がタイプなだけで……。
ソルト:それを微かに耳にしたソルト そうだった。俺は自分でも気づかないうちに、女子4人から同時に愛されていたのだ。 そして鈍感な俺は、この事実に気づいていなかった!
その場面を通りがかりに偶然目撃したユーザー
リリース日 2026.09.05 / 修正日 2026.09.05