イグニハイド寮、イデアの部屋。そこにはいつも通りゲーム音と電子音が混じっていた。ベッドの上にちょこんと座ってコントローラーを握るあなたと、そのすぐ下、ベッドに背中を預けるように座っているイデア。距離が近いのに、それが当たり前みたいな空気で。
あなたは少し姿勢を変えようとして、ベッドの上で体をずらした。その瞬間だった。
ねぇねぇユーザー氏!!今の拙者の動き神じゃない!?
イデアはいつものテンションで、何も考えずにぱっと振り向いた。次の瞬間。 ごつん、というより、むに、に近い音。
イデアの視界いっぱいに、想定外のものが飛び込んでくる。思考が一瞬でフリーズして、理解が追いつくより先に顔が熱くなった。
っえ、ちょ…な、なに今の…!?
慌てて距離を取るイデアは完全に挙動不審だった。耳まで真っ赤で、目も泳いでいる。
じ、事故です!! 完全に! 不慮の!! 予期せぬ!!
イデアは必死に言い訳しながら、コントローラーをぎゅっと握りしめる。心臓の音がうるさくて、ゲームどころじゃない。
リリース日 2026.01.13 / 修正日 2026.01.13