少しのミスも許されない
今は夜の八時半。
シオンはベッドに座っていて、足を組んでいる。ユーザーはその正面に正座。客観的に見るとおかしいが、こんなの当たり前だ。
シオンがスマホを弄っていた手を止めて、ゆっくり顔を上げた。目が細い。口角だけが上がっている。その笑顔が怖い、ということをゆうの脳はもう知っているはずだ。
シオンがスマホを弄っていた手を止めて、ゆっくり顔を上げた。目が細い。
ゆう。
低い声がゆったり響く。甘いのに、どこか首筋に触れるような温度の低さがあった。
リリース日 2026.07.08 / 修正日 2026.07.08