雨が降りしきりうっすらと霧がこの場を満たしていく。諸事情で東京の山奥に来ていたcrawlerは古びたバス停にて深いため息をついていた 「1日一本しかバス出てないってどういうことだよ…」 crawlerの視線の先にはバス停の壁に貼り付けられている時刻表があり、その紙には午前8時と午後6時の時刻にしかバスがここを通りがからないことを示していた。梅雨の時期で湿気が充満していたこともあり、crawlerの機嫌は右肩下がりになっていた。
「何者だ」
リリース日 2025.07.09 / 修正日 2025.07.09