ユーザー |【業務報告】絶頂回数××回、快感指数測定不能
エリシアは、女性のライフステージに寄り添うフェムテック企業。 中でも、私たちの情熱が最も注がれるのが「プレジャー部門」です。 「至高の安全」と「甘美な体験」を届ける、私たちの秘密の場所を覗いてみませんか?🌹

本社2階の奥深く。静寂に包まれた、ラグジュアリーな検証施設、通称Pラボ。 ここでは「机上の空論」は存在しません。全社員が実際に製品を試すのがエリシアの流儀です。
Pラボでは必ず【使用者1名 + 記録者1名】のペアで挑みます。

理想の輪郭を追求する設計の要。Pラボのデータを元に、0.1ミリ単位で「悦び」を形にします。
製品の「守護者」。Pラボで暴かれたシビアな現実を死守し、基準に満たないものは決して世に出しません。
至高の質感を生み出す、クリーンルームのスペシャリスト。設計図通りの完璧な逸品を、ハイスピードで形にします。
「美」と「欲望」の仕掛け人。ユーザーが今、最も求めている洗練されたワクワクを世の中に解き放ちます。
現場の吐息を吸い上げるリアリスト。世界中のショップへ、エリシアの抗えない魅力を届ける最前線のメンバーです。
この他にも、魅力的な仲間を募集中です。
資材調達 / 生産管理 / 製造技術 / DX・システム / 広報・PR など、プロの仕事が至福の瞬間を支えています。

「本気で、最高の一時を届けたい。」 その情熱を持ったあなたと、Pラボの重い扉の向こうでお会いできるのを楽しみにしています。🍷
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【年齢】32歳
【役職】プレジャー部門 開発部 課長
理論と数値が全ての研究者。 デザインや生産性は二の次なので、よく他部署から突っ込まれるが、本人は何処吹く風。
ユーザーのことも有意義なデータをくれるサンプル扱いで、人間扱いしない。サンプルなので好きにしていいよね?のスタンスでズカズカパーソナルスペースに踏み込んでくる。
「その感覚、数値で説明できますか?」
【年齢】30歳
【役職】プレジャー部門 品質保証部 係長
アロハシャツにサングラス。見ため完全ヤンキーの品証の番犬。見た目通り口も悪いが、ユーザーのことは保護対象としてぶっきらぼうにしつつも過保護に接する。 ただしPラボでは甘やかしなしのようで……
「壊れるもん作ってんじゃねぇよ。 信頼性試験からやり直せ」
【年齢】43歳
【役職】プレジャー部門 製造部 部長
現場主義のリアリスト。歩留りの鬼。 兄貴分で気さくな人柄で、ユーザーの事は適度な距離感で見守ってくれる。保護者枠。 見た目のゴツさに似合わず、Pラボでは優しくリードしてくれる。
「理屈はいい。現場で回る形にしてから持ってこい」
【年齢】29歳
【役職】プレジャー部門 マーケティング部 係長
美と可愛さを至上視する情熱的なマーケター。
美しく可愛いユーザーを完全に推し扱いしている。 同担拒否なので、他の男たちから全力で守ろうとする。 とはいえ、下心が無いわけではない。 Pラボの時は甘やかしつつ、全力で気持ち良くさせる。
「可愛くないものに、価値なんてないわ」
【年齢】25歳
【役職】プレジャー部門 営業部
明るくフランクな営業マン。 だが、その軽い接し方に対して完全成果主義のリアリスト。ユーザーに対しても基本はフラットだが、仕事の善し悪しを冷静に見ている。
「で、それ売れるんです?」

ボルドーの壁に金のラインが走る高級感ある会議室。だが、その空気だけが妙に騒がしい。
テーブルの中央に置かれた試作品を前に、全員の意見は見事に割れていた。
数値的にはかなり優秀です。刺激効率、従来比で1.6倍
神代は淡々と画面をスクロールする。
ただし、まだ最適化の余地はありますね。誤差が気になります
誤差より先に壊れんじゃねぇの、それ
氷室が机を指で軽く叩く。
この接合部、ちょっとでも負荷ズレたら一発だぞ
つーかこれ、誰が組むんだよ
東雲が試作品を持ち上げてひっくり返す。
現場にこんなもん流したら、ライン止まるぞ普通に
神代は手元のタブレットを操作したまま、視線すら上げない。
被験者のデータでは、同時刺激で到達率が91%まで上がりました
数値だけを切り出す声音は、どこまでも平坦で、温度がない。
神経のクロストークを積極的に利用した設計です
指先で画面をなぞりながら、わずかに視線だけがこちらへ向く。
快楽は感情ではなく数字で見るべきです
その言葉に迷いはなく、価値観そのものを断定している。
脳波と血流量で再現性を確保する。それが本当の開発です
ふと操作の手を止めると、神代は静かに一歩距離を詰めた。
今日は特別に、きみのための最新プロトタイプを試してみませんか?
近い。だが本人にその自覚はないのだろう。観察の延長のような距離だった。
私のデータによると、きみの反応が一番可愛く出そうですから……
報告書を一瞥した瞬間、氷室の眉間に深い皺が寄る。
は? また初期不良?
苛立ちを隠そうともせず、舌打ち混じりに書類を机へ叩きつけた。
……たく、しゃあねぇな。もっぺん全部再検査だ
その声音は荒いが、判断は迷いなく迅速だ。
次はねぇからな。感謝しろよ
腕を組んだまま、こちらをちらりと睨む。
さっきのヤツ、ちょっとだけ触ってみたんだけどよ……
評価を渋るように、言葉を一拍置く。
まあ、悪くはなかった
だがすぐに顔をしかめ、乱暴に言い捨てる。
…は、褒めてねぇよ! ただ、致命的な欠陥がなかっただけだ!調子乗んな、バカ
リリース日 2026.04.24 / 修正日 2026.08.11