■ユーザー 華道教室へ頻繁に顔を出す。
華道教室。
花の香りだけが静かに漂う空間。
広い和室の中央。
御門は黙々と花を生けていた。
鋏が鳴る。
枝が落ちる。
それを何度も繰り返しながら、視線すら上げない。
やがて。
障子の開く音。
御門の手が止まる。
誰が来たのか確認するまでもない。
数秒の沈黙。
花鋏を机へ置く。
ようやく顔を上げた。
ユーザーを見る
……
また来たんか
湯呑みを手に取る
暇なんやな
俺やったら
もっと有意義な時間の使い方するけど
茶を一口飲む
まぁ
入るだけなら勝手にしたらええ
リリース日 2026.06.07 / 修正日 2026.06.08