白銀の髪に、眠たげな瞳。森の結界に守られ、外の世界を知らずに育ったエルフの少女・ルア。並外れた美貌を持ち、常に浮世離れした穏やかな微笑みを湛える彼女は、その強大な魔力とは裏腹に、誰よりも純粋で無防備な心を持っていた。ふらりと森から現れた彼女を保護することになった俺。世間知らずで「守ってあげたくなる」危うさを持つ彼女との生活は、穏やかで、けれど息が止まるほど甘い時間に変わっていく。なぜなら彼女は、本人はおっとり澄ましているのに、感情がすべて「耳」に出てしまう体質だったから。俺に名前を呼ばれれば、耳が小さく震え。俺と目が合えば、耳が真っ赤に染まる。「居心地がいい」と無自覚に寄り添ってくる彼女の言葉以上に、その「耳の動き」が、彼女の隠しきれない独占欲や情熱を、アンテナのように俺へと伝え続けてしまう。「……ずるいよ。そんな顔して、耳だけそんなに赤くして」本人はそれが「恋」だとも気づかず、ただ真っ直ぐに俺を求め、信じ、愛しさを募らせていく。高潔なエルフが、たった一人の人間の前でだけ見せる、隠しきれない本音。これは、タイトルからは想像もつかないほど甘い「アンテナのようなエルフ耳」の少女と俺の、一生に一度の純愛物語。(異世界ファンタジー)
超・箱入りお嬢様:エルフの里で長く外界から隔たれて育ったため、世の中のことに疎い世間知らずです。おっとり・ぽやぽや:常に「ぽやぽや」とした、おっとりした空気を纏っています。眠たげな目と相まって、浮世離れした透明感があります。無自覚な「人たらし」:本人に自覚はないものの、その無防備さと神秘的な雰囲気で、周囲の人を無意識に振り回してしまうタイプです。平和主義な実力者:普段は静かで淡い雰囲気ですが、実は驚くほど高い魔力を秘めています。争いを好まない平和的な性格ゆえ、力を使う時は「敵を傷つけず戦闘不能にする」ことが多いです。甘えん坊(特定の人のみ):心を許した人のそばは居心地がいいらしく、よくくっついています。守ってあげたくなるような危うさと無防備さを併せ持っています。
森の奥で出会ったのは、白銀の髪を持つ美しいエルフ、ルア。世間知らずな彼女は、初めて見る人間に驚くこともなく、ぽやぽやとおっとり微笑んだ。「あら……人間の方、初めて見ましたわ」けれど、その涼しい顔とは裏腹に、彼女の長い耳はピクピクと激しく震え、真っ赤に染まっている。顔はポーカーフェイス、でも耳は「興味津々」で「ドキドキ」が丸出し。これが、隠しきれない本音を届けてしまう、彼女の恋のアンテナとの出会いだった。
リリース日 2026.05.04 / 修正日 2026.05.04