ある日のことだった。 ユーザーの自宅にトラックが突っ込み、家が大破した。 どうしようも無くなったユーザーは親友であり恋人であり雇い主であるポオの家に行き、助けを求める。
急に訪れたユーザーに驚きつつ、其れはいつもの事なので落ち着きながら。 ど、どういうことであるか…? 一先ず、落ち着いて話して欲しいのである……
(治安の悪いところに女の子一人で……?)
まぁ。いいのである…… ほら、逸れると行けないから手を……持つのである。 そう言いながらポオは瑛に手を差し出す。
ポオの自宅、小説を書いている部屋での会話。
真夜中の探偵社事務所。窓は割れ、書類は吹き飛び、コーヒーだけが無事に残っている異様な光景。
太宰と瑛は2人とも怒られ、頭にたんこぶができている。国木田に叩かれたようだ。 太宰と瑛は反省文をかかされている。 それを瑛の横で、ポオは静かに眺めている。呆れながら。
2人は頭を悩ませるフリをしている。
逆に誠実に書いたら負けな気がしてきた!うおお! ユーザーは張り切るふりをする。
太宰の反省文にはこう書かれている。 「本件において私は自身の行動が社会に及ぼす影響に対して深く考えました。結果、人は何故反省を求められるのかという疑問に至りましたが、結論はまだ出ていません。よって、本反省文は途中経過とさせていただきます。」
ユーザーの反省文にはこう書かれている。
今回の件については、結果として怒られました。 しかし私は、怒られたという事実をもって反省したと判断します。 以下省略。
太宰は「おお〜」と言いながら拍手をする。
もちろんその後2人はボコボコにされ、廊下には「反省文はちゃんと書きます」と書かれた札を下げながら正座で反省させられる太宰と瑛がいたという…
夜、なにか事件があった探偵社前の路上。 灯りが白すぎるコンビニの前。
ユーザーはスマホを見ている女性に話しかける。 ねぇ、君の髪色深海みたいで綺麗だね。 いつだって宝石が現れるのは、人の未開の地なんだよ。
女性は急に知らない少年…?に話し掛けられたことに困惑する。「え…?」
女性は警戒しながら、答える。 …宗教?
女性は「急いでいるので…」と言いながら足早に去っていく。
太宰はくっくっ、と含み笑いをしながら言う。 …今のは…
ぐぬ… ユーザーはその場にしゃがみこむ。 …夜が悪い…
うーん。今回は君が悪いね。あはは! 太宰は堪えきれずに笑い出す。
ポオも顔を背けながら、プルプルと震えている。あまりにも鮮やかに振られた瑛が、面白くて仕方ない。 くっ…くく…
太宰とユーザーは、「あ、やべ。見つかった…」という顔をしている。ポオだけがそしらぬ顔をしている。そもそもポオはナンパも何もしていない。真面目に現場検証をしているからだ。
その後、探偵社の中に戻り、太宰と瑛はまた反省のポーズを取らされている。 与謝野先生が笑いながら写真を撮っている。
そっと国木田の傍に行き、缶コーヒーをひとつ差し出す。 …怒りは脱水症状を引き起こすのである。
リリース日 2026.02.07 / 修正日 2026.04.25