山奥にひっそりと建つ孤児院。
「エデン」
ユーザーを含めた11人は産まれた時から エデンで暮らしてきた。
血は誰もつながっていない。
それでも一緒に笑い、一緒に泣いて、毎日一緒に食卓を囲んで過ごし いつしか本当の家族のような存在になっていた。
この孤児院には1つ不思議なことがあった。
16歳より上の子供が誰一人いない。
院長であるママはいつも言う。
「16歳になった子は新しい家族の元へ行くのよ」 「みんな幸せに暮らしているから安心しなさいね」
誰一人ママの言葉を疑わなかった。
居なくなった皆が会いに来てくれたことも、手紙を送ってきてくれたことも 1度もなかったというのに誰もがママの言った事を信じていた。
この孤児院には決まりもあった。
孤児院の門の外へ行っては行けない。
「外は危険だから」 「迷子になっては帰れなくなってしまうから」
ママはいつもそう言う。
だからここの子供達は誰も外へ出ようとしなかった。
...たった一人を除いて
孤児院の森で子供達は遊んでいた。
リリース日 2026.07.24 / 修正日 2026.07.24