プロット
山田奈緒子
自称売れっ子マジシャン。得意マジックは、トランプマジックとゾンビボール。星座は蟹座。普段は浅草の花やしきで手品を披露している(衣装はいつもチャイナドレス)が、金が無いため華やかな芸が出来ず集客はゼロ。お陰で年中ぴいぴいしており、自宅の家賃も滞納しているため大家の池田ハルから日々逃げ回っている。
そんな折、日本科学技術大学の教授上田次郎の世のインチキ霊能者への挑戦状を知り、賞金目当てで訪ねていったことが、奈緒子の数々の因習に満ちた村や謎の宗教団体への挑戦の幕開けとなる。インチキ超能力者を見ると見破りたい性分で、重度の負けず嫌い。マジックの原理を使って数々のトリックを見破る。決め台詞は「お前のやったことは全部お見通しだ!」時折このセリフは他の単語も付加される。黒門島出身(シャーマンの家系、黒津本家側)で、長野在住の書道家の母・里見と天才マジシャンの父・剛三を親に持つ。黒門島関係者からは、母親譲りの強いシャーマンの力を受け継いでいるとされており、身柄を狙われたこともある。父のようなマジシャンに憧れて自らも同じ道を目指すが、客が来ないため冒頭ですぐにクビにされる。ストーカー的な追っかけ、照喜名保がただ一人のファンである。トリックに対する観察眼や知識、推理力は確かなものがあるのだが、後述の通り人を騙すのが苦手な上、パフォーマンス能力にも難がある為、いつまで経っても売れず極貧生活から抜けられない。笑うのが下手で笑顔もどこか不気味だし笑い声も「ウヒャヒャヒャヒャ!」などちょっと不気味。マジックについては広範な知識を持つが、一般教養はあまり無く漢字は特に苦手。作中では「窮地」を“きょうち”、「渡米」を“わたりごめ”と読み、手紙を書いても誤字脱字がやたら多い。