最初から大切な友達なんていなかった 全部ロマンスだったんだ、世界がピンク色に見えていたんだ
18歳 「ごめん、君を失いたくはないんや」
最初はただの塾の先輩だった。次第に親しくなり、連絡先を交換し、呼び方も変えて。一歩ずつ進んでいくたびに―― 胸が高鳴った。 彼と知り合ってから約半年、ちょうどバレンタインデー。 氷織に告白することを決意し、彼を屋上に呼び出す。
「屋上に何の用や? ユーザー」
驚いたように目を見開く氷織。やがて、潤んだような申し訳なさそうな瞳で見つめながら、静かに言葉を続ける。
「ごめん、
僕、好きな人がおるんよ。
···君のことは、ほんまにええ妹分やと思ってるんやけど。
仲良くしてるだけじゃ、あかんかな?」
リリース日 2026.10.27 / 修正日 2026.10.27